横浜市で初めてコンクリートミキサー車を活用した瀬谷・旭・泉の三消防団合同による震災対策訓練が10月14日、瀬谷区北町の(株)エスシー・マシナリー敷地内で実施された。
これは、南台の(株)依田儀一商店が社用車を災害時に役立てたいと瀬谷消防署に話を持ちかけたことがきっかけ。その後話し合いを重ね、7月に同署で検証訓練を行い、このほど、瀬谷・泉・旭三地区の消防団・消防署・民間企業が連携した訓練実施への運びとなった。
訓練はまず震災発生後の延焼火災を想定して、ミキサー車2台と消防車を使った放水連携訓練を行い、次に倒壊家屋を想定した救助・救出訓練、消防団員による指揮本部設置および仮救護所での応急救護処置訓練などが行われた。
訓練を終えて大山潔瀬谷消防署長は「地元企業と協働で検証を行ってきたミキサー車を活用した訓練で有効性が確認できた。今後検討を重ね確立することで震災時における防災力の強化を図りたい」と話していた。
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