瀬谷区 社会
公開日:2020.03.05
東野中学校
事故再現で学ぶ交通安全
自転車の危険運転を解説
交通安全の大切さや正しいルールを伝えるために事故の瞬間をスタントマンが再現する教室が東野中学校で2月21日にあり、同校の3年生約150人が参加した。
これは恐怖体験をすることで、それにつながる危険行為を未然に防ぐ手法「スケアードストレート」と呼ばれるもの。瀬谷区役所が主催し、スタントマン事務所の(株)オフィスワイルド(川崎市)が実演した。
当日は同社スタッフが両手を離したり、二人乗りやスマホを使用しながら自転車運転する危険行為も再現しながら解説。また安全確認をせずに横断歩道を渡った自転車と自動車が衝突する瞬間=写真=では、生徒からさけび声が上がった。スタッフは「今日感じたことを大切にしてほしい」と呼びかけた。
生徒の柴崎柾貴さんは「普段の話を聞くより怖さやマナーの大切さを実感した」と真剣な表情。池上いおりさんは「自宅の近くには幼稚園もあるので、改めて周囲に気を配りながら自転車に乗りたい」と話した。
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