神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2012年12月6日 エリアトップへ

戸塚区の商店会などと共に、音楽で街の活性化を目指すシンガーソングライター kaho(かほ)*さん 鶴見区出身 23歳

公開:2012年12月6日

  • LINE
  • hatena

街と共に成長したい

 ○…路上ライブなどでピアノの弾き語りをしながら、戸塚駅周辺の店のテーマソングを作る活動をしているシンガーソングライター。第一弾として吉田町にあるパン屋「ぷちらぱん」を題材とした曲が完成し、年末には「戸塚モディ」の開店時に流す曲も発表予定だ。噂を聞いた他の店からも「次はうちの曲を」とリクエストが殺到しているという。

 ○…手のひらサイズの幸せをほおばる、ひと口またひと口、優しさっておいしいね―。優しいメロディーに透き通った声で歌い上げる『ぷちらぱんのうた』。作曲のために同店で1日体験もしたという。「材料や焼く温度、形、パン一つひとつに作り手の愛情がこもっているのがわかりました。お客さんの視点だけでなく、お店の視点に立てたことも曲作りにつながりました」。

 ○…ピアノを始めたのは6歳のころ。高校時代にバンドを組んで大会に出場したり、都内の音楽専門学校に通ったりと人生を音楽と共に歩んできた。弾き語りを始めたのは18歳の時。戸塚区で歌うようになったのも実は「路上ライブをさせてもらいやすかったから」。しかし、場所があっても道行く人に足を止めて歌を聴いてもらうのは難しい。100人に1人聴いてくれたら良い方。そんな中、声をかけてくれたのは駅周辺でイベントを主催したり、店を経営する街の人たちだった。商店会のイベントにゲストとして呼んでくれたり、エフエム戸塚の番組のテーマ曲に採用してくれたり、活動の場を広げてくれた。

 ○…当初は区内の店や名所、キャラクターの「ウナシー」も知らなかった。「そしたら『だめだな、俺が鍛えてやるよ』って街の方が色々なことを教えてくれました。言い方はきついですけど、優しいなって。東京ではこんなに温かく接してもらうことがあまりなかったので」。街の人に支えられ、育てられた。音楽で街を盛り上げながら、自分自身も街と共に成長していきたいと意気込む。
 

戸塚区・泉区版の人物風土記最新6

永吉 和弘さん

この春から戸塚警察署署長に着任した

永吉 和弘さん

戸塚町在勤 54歳

4月18日

小山内 章さん

この春から泉警察署の署長に着任した

小山内 章さん

泉区和泉町在勤 54歳

4月11日

原 恒夫さん

さくらプラザでモザイクアートの40回目記念展示を行う

原 恒夫さん

戸塚区戸塚町在住 84歳

4月4日

青葉 裕子さん

東俣野町の農園で多世代コミュニティーの形成を目指す

青葉 裕子さん

東俣野町在住

3月28日

山口 キヌさん

102歳を迎えてなお、元気にスローライフを楽しむ

山口 キヌさん

平戸在住 102歳

3月21日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

市内在住 38歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook