神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2018年6月21日 エリアトップへ

自身が作詞作曲、振りつけをした「遊び歌」を歌うイベントを開催する 三根 政信さん 平戸在住 62歳

公開:2018年6月21日

  • LINE
  • hatena

「遊び歌」で人を笑顔に

 ○…「大きな栗の木の下で」や「アルプス一万尺」などの童謡に手や体の動きをつける「遊び歌」を続けている。それだけでは満足せず、自身で作詞作曲、振りをつけた作品を披露するイベントをあす22日(金)、東戸塚地区センターで行う。「子どもだけでなく、大人も一緒に楽しめる。この魅力を最大限に伝えたい」と頬を緩める。

 ○…初めて遊び歌をつくったのは24歳の頃。保育士として勤めていた施設で園児たちを喜ばせようと、得意のギターを片手に作曲したのが始まりだった。歌に合わせて自由に踊る子どもたちを前に、「もっとレパートリーを増やして楽しませたい」と思い立つ。以降、著名な幼児音楽の作曲家に師事し、作品づくりに没頭。経験を積むうちに「シンプルな歌づくり」を重視するように。「簡単な歌詞やメロディーだと、子どもたちがイメージの赴くままに振りつけしやすく、表現力の向上につながっていく」。そんな考えのもと、今まで1000曲以上を制作。幼児向けの本へ楽曲の掲載も果たした。

 ○…戸塚へ引っ越して30年以上。「昔ながらのあったかさがある」とまちに愛着を抱き、2人の息子も区内で育て上げた。たくさんの愛情を注ぎ「毎晩絵本の読み聞かせは欠かさなかった」という。最近では2歳になる孫に夢中。「徐々に言葉を覚えてきたから、一緒に歌えるものをたくさんつくらないと」と、自然に目尻が下がる。

 ○…7年前、東日本大震災で津波の被害にあった保育園を支援するため、遊び歌のCDを制作、売り上げを寄付した。現地で親子向けのライブも開催し「“歌って踊ってたら元気が出た”と言われ、本当に嬉しくて」と感慨深い表情を浮かべる。「これからも遊び歌で多くの人を笑顔したい」。その一心で前進し続ける。

戸塚区・泉区版の人物風土記最新6

永吉 和弘さん

この春から戸塚警察署署長に着任した

永吉 和弘さん

戸塚町在勤 54歳

4月18日

小山内 章さん

この春から泉警察署の署長に着任した

小山内 章さん

泉区和泉町在勤 54歳

4月11日

原 恒夫さん

さくらプラザでモザイクアートの40回目記念展示を行う

原 恒夫さん

戸塚区戸塚町在住 84歳

4月4日

青葉 裕子さん

東俣野町の農園で多世代コミュニティーの形成を目指す

青葉 裕子さん

東俣野町在住

3月28日

山口 キヌさん

102歳を迎えてなお、元気にスローライフを楽しむ

山口 キヌさん

平戸在住 102歳

3月21日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

市内在住 38歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook