戸塚区・泉区 人物風土記
公開日:2019.01.31
戸塚区野球協会の会長に就任した
佐瀬 稔さん
栄区在住 81歳
傘寿過ぎあくなき野球愛
○…昨年70周年を迎えた戸塚区野球協会。多くの野球愛好家が汗を流している区民大会は、この春で141回目を数える。着実に積み重ねてきた歴史だが、今まさに「競技人口の減少」という大きな課題に直面している。「より多くの人に野球の楽しみを知ってもらうため尽力したい」と、新会長としての意気込みを話す。
○…半世紀にわたり、同協会の審判として携わってきた。80歳を過ぎた今も、年間50試合はグラウンドに立っている。「選手としてはもう難しいが、審判ならまだまだやれる」と熱い語り口。判定技術のさらなる向上とともに「もっと人間性も磨きたい」という。「審判によって判定が分かれるような局面でも『あの審判が言うんだから間違いない』と思わせなければいけない」。そう背筋を伸ばす姿から野球へのあくなき愛がにじみ出る。
○…千葉県市川市で育った少年時代。戦後の「物のない時代」に皆で夢中になったのが野球だった。「自作のグラブとボールで遊んだ」と懐かしむ。中学で入った野球部では球拾いばかりの毎日に飽き、ほどなく退部。「野球は見るものではなくやるもの」と友人らとチームをつくった。高校3年の頃に戸塚区(現栄区)に引越し、地元チームに所属。建築設備会社への就職・結婚後も生活の中心はやはり野球だった。「せっかくの休日も球場に出かける父を見て、息子は『野球なんか大嫌いだ』とキャッチボールもしてくれなかったなぁ」と頭をかく。
○…「審判としてグラウンドに立ち続け、どんな試合も一生懸命にやる」。その姿勢は真剣そのもの。これまでの人生を元気に過ごせたのも友人を得たのも野球のおかげという。その魅力を伝える仕事に”定年”はない。「身体が動く限り続けていきたい。野球しか取り柄のない男ですから」
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