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戸塚区・泉区 意見広告

公開日:2025.03.06

元ワーキングママがゆく 66 市政レポート
女性と子供に優しい避難所を目指して
横浜市会議員 伏見ゆきえ

 横浜市会は、令和7年度予算審議の真っ最中です。「令和7年度総務局予算概要」のポイントは、地域防災力の向上と危機対応力の強化です。

 近年の異常気象による災害の激甚化を受け、横浜市の防災・災害対策の強化は喫緊の課題となっています。「自助・共助による地域防災力の向上」、「地域防災拠点の機能強化及び帰宅困難者対策」、「市民の安全・安心を支える危機対応力の強化」を視点に予算が計上されました。なかでも新たに、横浜市地震防災戦略に該当する事業である「災害対策備蓄事業」に9億7412万円(前年2億1307万円)が計上されました。

災害弱者のニーズに応える

 この事業の中で、TKBユニットの試験導入・運用の検討が行われます。TKBユニットとは、トイレ、キッチン、ベッドという3つの機能を一体化した災害対策用ユニットです。避難生活におけるプライバシーの確保や衛生環境の維持、温かい食事の提供など、女性や子ども、高齢者といった災害弱者のニーズに応えられます。

 ユニットの導入だけでなく、今後、既存の避難所のバリアフリー化や女性用スペースの確保、災害時の情報伝達手段の多様化など、総合的な防災・災害対策の強化が求められていると考えます。今回の予算審議を通して、市民一人ひとりの安全・安心を守るために、さらに実効性のある防災・災害対策が推進されることを強く求めていきたいと思います。

伏見ゆきえ

横浜市戸塚区上倉田町447-1 プラージュ戸塚502

TEL:045-443-5757

https://www.fushimiyukie.com/

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