意見広告・議会報告
皆様の声をカタチに! 市政報告 災害時のトイレ対策を推進 横浜市会議員 中島みつのり
トレーラーの運用
災害対策として近年注目を集めているのが、トイレ対策です。その中の一つ、「トイレトレーラー」は一般的な仮設トイレと異なり、備え付けの洗い場があることや便器横に備え付けられた水洗ホースで容易に清掃ができるなど、衛生的で清潔な環境を保つことができる点で優れています。
横浜市では民間事業者から寄付を受けた1台を保有し、能登半島地震にも派遣されています。私は横浜市の防災力向上のため、昨年度の決算特別委員会でもトイレトレーラーの増設を求めてきました。今年度予算で新たに5台を導入する予定となりました。
運用につき市長に質問したところ、「市民のみなさまにトイレ対策の重要性についてご理解いただけるよう、イベントでの利用体験など啓発をしていく」と答えました。
広い公園などに常駐させ、日頃から利用してもらうなどの活用法も提案していきます。
下水直結式も拡充
地域防災拠点には下水直結式の仮設トイレ「ハマッコトイレ」が整備されています。各拠点の個室タイプ7基に加え、新たに男性用小便器タイプが導入されることとなりました。1カ所で4人が同時使用できるため、効率的にトイレのニーズに応えることができます。
混雑などでトイレを控えるために充分な水分摂取を行わないことは健康被害にもつながります。能登半島地震では避難生活による体調悪化などが原因で亡くなる「災害関連死」が300人を超えるなど、避難所のトイレ改善は喫緊の課題です。
市長に質問したところ、「安心して避難生活を送る上ではトイレの確保は重要であり、地域防災拠点のトイレを拡充することでトイレに困らない環境づくりを整え、引き続き進めていく」としました。いつ地震が起こるかわからない中、スピード感をもって対策を求めていきます。
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