意見広告・議会報告
戸塚図書館のリノベでチャンスを創る 横浜市会議長 鈴木太郎
これまでの横浜市の図書館の在り方は、各区に1館の配置、すなわち全部で18館となっています。そのうちの1館を中央図書館とし、センター的機能を持たせています。他の政令市と比較してこの数は少なく、例えば千葉市は行政区が6区ある中で図書館は分館を含めて15館あります。
新たな図書館構想
各地の自治体が特色ある図書館を新設しており、民間との連携で一躍有名になった武雄市図書館(佐賀県)をはじめ、県内でも海老名市立図書館や大和市のシリウスなどが話題です。
これらにあやかりたいのか、山中市長は突然、新たな大型図書館を整備する構想を打ち出しました。センター的機能をもつ大型図書館であれば、各区1館という制約からも外れ、渡りに舟といったところでしょうか。
ただ、各区の図書館はすでに老朽化しており再整備が必要です。大型図書館を新たに整備するとなれば多額の予算を投じなければならず、既存の地域館の再整備に予算が回しにくくなります。
既存の地域館は建替えではなくリノベーションで対応しようということなのでしょうか、今年度予算には金沢・戸塚の図書館のリノベーション費用が計上されています。
予算にリノベ費用
計画では、年度前半に空間デザインを担当する事業者を選定し、年度後半に工事を行う予定です。市長の肝いりの大型図書館の犠牲となって建て替えをリノベーションにとどめなければならない状況ですが、鈴木太郎は、このリノベによって戸塚図書館の魅力を最大限に引き出していきたいと考えています。
その原動力となるのが、この1年ともに公民連携について学んできた仲間たちです。日本各地で公民連携事業に携わっている精鋭のみなさんに戸塚に集結していただき、このまちの魅力を高めるリノベーション・プランを練ってもらいました。様々なアイディアを参考にして魅力的なリノベーションを進めて行きたいと考えています。
![]() 全国でまちづくりに携わる仲間たちが戸塚図書館のリノベに力を貸してくれました。
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