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戸塚区・泉区 意見広告

公開日:2025.12.25

県政報告 165
外国人政策から考えた
神奈川県議会議員 北井宏昭

 今や、外国人人材に依存しなければ社会が成り立たない、という現実に直面。ゆえに外国籍県民が増えてもなお、社会秩序を維持していくための「体制整備」を、これまでも訴えてきました。

 これまでの外国人永住プロセスは、技能実習から特定技能を経るものでしたが、間もなく育成就労の制度がスタートすることで、この後の数年で家族などの帯同者も急増する可能性があります。

 外国人には労働力だけではなく、水道料金を払ってもらうなどライフライン等の社会インフラの維持にも依存。さらに、担い手不足や未加入世帯が増加する町内会自治会などコミュニティーの維持にも依存せざるを得ない場合もあります。

 ドイツなど欧州や米国の移民政策の転換は、外国人にネガティブな印象を与えました。ただし、日本の政策内容とは異なり、そのまま日本に当てはまらないものの、不安を駆り立てられ、この夏の参院選挙にも大きな影響が及びました。

 そんな折『外国人の労働力・反対59%』という世論調査の新聞報道があり、外国人の影響については、【1】治安が悪化する/【2】言語や文化・習慣の違いからトラブルが起きる、という否定的なものが上位の二つでした。この報道の意図は知る由もありませんが、我々議会と行政は「これはミスリードです」と言えるようにすることが急務。

 すでに体感治安は、明らかに悪くなり安全神話は崩壊。治安悪化を外国人のせいにしている場合ではありません。外国人うんぬんの前に、もうすでにピンチです。まずは、日本社会の劣化・文化の廃頽を阻止しようと県議会で訴えました。

北井宏昭

戸塚区戸塚町3870‐1

TEL:045-871-5454

http://www.kitai-hiroaki.jp

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