掲載号:2008年1月10日号

○…昨年12月、前会頭の退任に伴い横浜商工会議所会頭に就任した。「突然のことで自分でも驚いたが、前会頭が掲げた『リ・スタート』『共創』を踏襲し、継続して進めていきたい」と力強く抱負を語った。
○…会長を務める日本発条(株)(ニッパツ)の本社は金沢区福浦。ニッパツは自動車部品・精密機器の大手だ。昭和36年、同社に入社後は営業一筋。国内外の工場などに出向き、多くの人と出会った。そして一昨年、会長に就き「あらためて企業の社会的責任(CSR)を考えるようになった」と語る。「地域社会、足元の横浜を見直そう」という思いも重なった。ちょうど会議所で副会頭になり、政策委員長も任された。「会社では会長になって少しはゆっくりできると思ったんだけどね、人生の大激動が今来た、という感じで」と苦笑する。これまでは業界内の連携に務めていたが、「横浜全体を見渡して、いろいろ学びながら発展に尽力したい。経験を生かして地域貢献を」とギアチェンジしたところだ。
○…富山県で生まれ、横浜・港南区に居を構えて約50年。神戸に住んでいたこともあり、「やっぱり海がある環境に魅かれる」と笑みがこぼれる。金沢区のニッパツ本社からは、東京湾が見渡せる。そして会議所の自室から見えるのは横浜港。「ふと外をみたら、客船飛鳥が見えて、嬉しくなりました」。そんな港を有する横浜だからこそ「開港の150周年」というのは大きな節目。この周年を突破口に大きく飛躍していきたい、意気込みを語る。
○…横浜ベイスターズの後援会長を務めるほど、野球が好き。「ペナントレースが始まる4月になるとソワソワしてしまう」と笑顔もまた一変。米国に仕事で出向いた際は必ず大リーグの試合観戦へ。他にもゴルフや囲碁など趣味は多彩。さらに日本のきれいな海と温泉を楽しみたい、と新しい本業と趣味に多忙な一年となりそうだ。
2016年6月16日号