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住宅金融支援機構(旧・住宅金融公庫)横浜センター長として着任

森下 文博さん

横浜市内在勤 50歳
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 ○…分かりやすく一言で云うと、35年間の長期固定金利住宅ローン『フラット35』を民間金融機関やハウスメーカー等を通して、戸建住宅及び分譲マンション購入者に提供するのが仕事。住宅金融公庫時代は、多くのマイホーム購入者が公庫融資のお世話になり馴染み深いが、平成19年に独立行政法人・住宅金融支援機構として生まれ変わってからは、直接、購入者にローン提供はしない。金融機関や住宅関連業者への支援が主な業務となっている。とはいえ、長期固定金利という無理のない返済計画で、良質の住宅を国民に供給しようという国策にそった機関だけに、フラット35の一般消費者への理解促進も重要な業務の一つだ。

 ○…4月1日付けで横浜センター長に着任。昭和55年に住宅金融公庫に入庫以来28年間、住宅ローン一筋にやってきた。それだけに仕事に対する思いは熱い。固定金利のフラット35は借入時に返済額が分かるので将来設計が立てやすい。また機構独自の基準で住宅を審査もするので高品質の住宅を提供できる、こうした長所のPRに燃えている。が、その物腰はとても柔らかくホテルマンを彷彿させる。生来の人柄によるものだろう。取材中も終始笑みを絶やさない。

 ○…趣味はウォーキング、休みの日には早朝5時から1時間半は歩くという。登山・ハイキングも好きとのこと、その方面の猛者かと思うと、大学の時は合唱部というから微笑ましい。現在、都内梅ヶ丘の自宅から横浜まで通勤する。社会人と大学2年生の2人の息子さん、奥様の4人暮らし。お酒は好きと即答、ほろ酔い加減で、第九など口ずさむこともあるのだろうか。

 ○…横浜センターは神奈川県全域と静岡県の大井川以東を管轄する。特に神奈川は住宅着工件数も多く、全国的な機構の組織の中でも重要なエリア。それだけに責任も重く、着任早々東奔西走の日々が続く。今後の活躍を大いに期待したい。

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