横浜高校が70周年 記念イベントを開催
1942年に創立した横浜高等学校(葛蔵造校長)が今年70周年を迎え、11月10日に同校同窓会主催の記念イベントが行われた。
当日は模擬店やバザー、ゴルフや剣道、レスリング部OBによる教室、各界で活躍する卒業生の講演会などを実施。卒業生のほか、地域の人らおよそ1500人が訪れた。
数多くの著名人を輩出している同校。講演会には政治ジャーナリストの角谷浩一さんや、サッカー実況で知られるアナウンサー・金子勝彦さんら4人が登場。野球部OBの元プロ野球選手を講師とした野球教室には、元横浜ベイスターズの鈴木尚典さんのほか、現役選手も駆け付けた。地元の小学5・6年生200人が直接指導を受け、鈴木さんがフェンスを直撃するほどのバッティングを披露。プロの迫力に、参加者から歓声が上がった。
体育館ではボクシング部OBによる教室が行われ、日本ボクシング協会会長で元WBC・WBA世界ミニマム級王者の大橋秀行さん(47)が訪れ、ジム所属の選手らが指導にあたった。大橋さんは「ここに来たのは10年以上ぶり。僕にとってここが出発点。使っていた教室もロードワークをしていた場所もそのままで感動した」と母校を懐かしんだ。その上で「伝統ある学校が70年を迎えるのは感慨深い。100周年が楽しみ」とほほ笑んだ。
この日の参加者は37人。元WBA世界ミニマム級王者の八重樫東さんらが講師となった。自身もボクシング部OBの穐(あき)山(やま)和彦さん(37)は息子の快音(かいと)くん(4)と参加。八重樫さんからマンツーマンの指導をうけた快音くんは「かっこよかった」と笑顔。和彦さんは「横浜高校は、どうしても野球だけが注目されがち。せっかく色々なことを学んでいる学校なのでこれを機に皆が気軽に足を運べるようになれば良いのでは」と話していた。
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