華やかな舞台や楽しいイベントにつきものの「ごみのポイ捨て」。8月31日に行われた金沢まつり花火大会も例外ではない。会場の「海の公園」でのごみ拾いを通して、花火大会を支える人たちを取材した。
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大会当日、海の公園には大型のごみ回収箱が特設され、ポイ捨てしないようアナウンスが再三なされたものの、翌朝、砂浜にはポイ捨てされた空き缶やペットボトル、スナック菓子の袋、ピザの梱包などが点在していた。
午前7時30分から約1時間、清水建設横浜支店(中区)の社員や家族39人が、海の公園に集まり、ごみ拾いを行った。参加者が回収したごみの量は、20リットルのごみ袋約80個分だった。区地域振興課の職員は「ごみはもちろん、携帯電話など、砂に埋もれてなかなか見つけにくい落し物を拾ってもらうこともある。助かっている」と話す。
大会翌日のごみ拾いは、同社が社会貢献活動として3年前から実施しているもの。市内でごみ拾いができる場所はないかと探していたときに、金沢まつりがあった。他にも横浜開港祭翌日の山下公園でのごみ拾いや会社周辺の清掃など、継続して行っているという。同社広報担当の芝啓志さんは「この活動は来年以降もぜひ続けていきたい」と話している。
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