60歳以上の高齢者が熱戦を繰り広げる「ねんりんピックよさこい高知2013」が10月26日から29日まで高知県で行われ、金沢区内から6人の選手が出場した。ねんりんピックは「ふれあいと元気のある長寿社会を作っていくこと」を目的としたスポーツや文化活動の祭典。26回目を迎える今回は、47都道府県と20政令指定都市から約1万人の選手らが集った。
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富岡西在住の山本正之さん(74)は6人1チームで競うテニスに出場。参加69チーム中、3位に輝く好成績を残した。
横浜市チームは予選リーグ戦を全勝で通過する好調な滑り出し。決勝トーナメントも順当に勝ち上がった。そして迎えた準決勝の山口県戦、山本さんは1試合目に出たが、4―2で敗退。横浜市は続く2戦目も落とし、決勝進出を逃した。「今年はメンバーが揃っていたので、優勝が狙えると思っていたが残念」と感想を述べた。
18歳でテニスを始めたという山本さん。会社員時代は忙しく、大会に出場するようになったのは、50歳を過ぎてからだという。横浜市大会ではシングルス・ダブルスともに複数の優勝経験を持つ強者だ。強さの秘訣は「長く続けていることかな」。ひざなどが痛む時はあるが、上手につきあってプレーしているという。「試合に出て勝つことも喜びの一つですが、”一緒にプレーする仲間をたくさん作る”ことを目標にテニスを楽しんでいきたい」と話した。
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