川崎市で2013年12月に行われた全国高校対抗ボウリング選手権大会に出場した。高校から3人の代表が選ばれるチーム戦で、中心メンバーとして活躍。5位の成績をおさめた。「優勝を目指していたから、この結果は悔しい。でも、初めて、できることを出し切ることができた大会だった」と振り返る。
1年の頃から高校代表としてチーム戦に参加し、3年連続で全国大会に出場した。一見輝かしいように見えるその成績も、本人にとっては「悔しくて満足できない結果の連続だった」という。「それでも年々、気持ちが強くなっていったことが実感できました」と笑顔を見せる。
中学生の頃、両親に連れられてボウリング場に行ったことが、競技を始めたきっかけ。高校進学を前に「何か新しいことをしたいな」と思っていた。「楽しそうだなと思ったんです。ボウリング部のある釜利谷高への進学も、急きょ決めました」。入学後、「恩師」と仰ぐコーチの矢野金太プロの下で力を伸ばした。
4月にはプロテストを受験する予定だ。「厳しいプロの世界だけど、目指すはやっぱりトーナメント優勝」と真剣な眼差し。さらにその先にある「いろんな人にとっての憧れとなるボウラー」を目指す。
ボウリングの魅力は「一緒にやれば仲良くなれる」こと。「子どもが楽しめたり、高齢の方が一番上手だったり。みんなで楽しめるから、好きなんです」
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