横浜市はこのほど、2014年1月1日現在の市の年齢別人口を発表した。
65歳以上の人口は81万9674人で、総人口370万3258人に占める割合(高齢化率)は22・1%になった(前年比0・8ポイント増)。さらに75歳以上は37万7783人で初めて10%を超えた。
20年前の1995年と比較すると、65歳以上で約2・3倍、75歳以上で約3倍、80歳以上で約3・3倍となり、高い年齢層になるほど増加が著しいことが分かる。市担当者は「65歳以上が10人に1人だったのが、今は75歳以上が10人に1人。この20年間で急速に高齢化が進んだ」と話す。
区高齢化率24・9%
金沢区の総人口は20万4453人。65歳以上は5万930人だった。これは95年の約2・2倍。高齢化率は24・9%となり、市全体の数値を2・8ポイント上回った。75歳以上は95年の約2・7倍の2万2990人で、約11%を占めた。
市内で高齢化率が最も高かったのは栄区(27・5%)。一方、0〜14歳の占める割合(年少人口割合)が最も高かったのは、都筑区(17・4%)だった。金沢区は12・3%で12番目。
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