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横浜市大附属病院 神奈川DMATに指定 災害医療体制を強化

社会

公開:2014年5月1日

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横浜市大附属病院DMATの隊員
横浜市大附属病院DMATの隊員

 横浜市立大学附属病院(福浦)がこのほど、神奈川DMAT(災害派遣医療チーム)に指定された。同院を含めた10病院が新たに指定されたことで、神奈川県内33(横浜市内は13)すべての災害拠点病院がDMATを保有することになった。

 DMATとは災害発生から48時間以内の急性期に活動できる機動性を持った災害派遣医療チーム。専門的な養成研修に参加し、試験に合格した医師・看護師・業務調整員で編成される。災害現場でのトリアージや医療情報の収集・発信、県域を超えた広域医療搬送などを行い、医療救護体制の強化を図る。

 チームは県内で震度6弱以上の地震または、傷病者20人以上の発生が見込まれる災害時に県知事の判断で出動。他の都道府県の災害に関しても、要請があり知事が必要と判断した場合には派遣される。

 2011年の東日本大震災を受け、12年3月に厚生労働省医政局長は通知を出し、災害拠点病院は今年3月までにDMATを保有し、その派遣体制を整えることが義務化された。

 2月に発足した市大附属病院のDMATチームには、医師の佐藤仁さん(40)、看護師の久保まゆみさん(55)、秋山貴子(45)、矢沢瑞穂さん(36)、三浦友也さん(35)、ロジスティック(業務調査員)の中村康彦さん(38)、鈴木太一さん(30)の7人が所属する。

 発足から間もないため現在はまだ準備段階だという。看護師の久保さんは志望動機を、「県の災害勉強会に定期的に参加して、災害を身近に感じた。様々な事件が起こる中、24時間患者さんがいる病院の災害への備えが必要だと考えた」という。また、矢沢さんは「このメンバーと活動できることが誇り。訓練や研修で技術・知識の向上に努め、頑張っていきたい」と意欲を示した。

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