戸塚区・泉区 トップニュース教育
公開日:2025.12.18
中和田小
万博に向け壁画で応援
区内画家がちぎり絵指導
グリーンエクスポ2027の機運醸成の一環で、中和田小学校の児童たちの「花のちぎり絵」をもとにした壁画の制作が現在進められている。ちぎり絵制作は泉区在住の画家・松本亮平さんが特別授業の中で指導した。
色を見つけて
「バラを作ろうと思ったら、赤い紙と緑の紙?それだけじゃなく、よく見てみたら、いろんな色があるよ」――。
12月4日には体育館で3年生と4年生がちぎり絵づくりに参加。児童たちは好きな花を選び、タブレットを使って写真を拡大するなどしてじっくり観察しながら手を動かした。
講師を務めた松本さんは主に動物を中心とした生き物を作品の題材とすることが多く、「緑の葉でも、光が当たっているところには黄色があったり、影になっているところには青があったりする。発見を楽しんでみて」と呼びかけた。
制作時間中、松本さんは児童一人ひとりの様子を見て回り、「全然雑じゃないよ、すごく大胆でいいね」などと笑顔で声をかけていた。
参加した児童は「絵を描くより楽しかった」「いろんな色を使うと、華やかできれいになった」と感想を話した。
壁画は3月頃掲示へ
全校児童の作品はデータとして取り込み、1枚のモザイクアートに仕上げて作品にした上で、同小の正門近くの壁面に飾られる予定という。
また児童、保護者など学校関係者から写真を募り、それも別のモザイクアートになる。
同小の担当教諭は「全校児童が関わっているので、3月の卒業までには完成させられたら」としている。
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