地域の環境活動に取り組む団体や個人、企業を市が表彰する「横浜環境活動賞」の受賞者18団体がこのほど発表された。区内からは「横浜市立大学環境ボランティア Step Up←」が児童・生徒・学生の部「実践賞」に選ばれた。
同団体は横浜市大の部活動で、部員は約90人。校内で捨てられるペットボトルや、生協で売られる弁当の容器を再利用のため回収している。
また市資源循環局と協力し、子ども向けにごみ分別の重要性を伝える啓発運動を実施しているほか、海の公園の清掃イベントを企画し同大学の学生へ参加を呼び掛けている。
「海を綺麗にするだけではなく、皆で楽しく行うことで、まず環境問題を意識してもらうことが大切」と話すのは、部員の秋葉莉緒さん(国際総合科学部3年)。同部代表の田中伶さん(同部3年)は「活動を通して、私生活でもごみの分別に気を付けるようになった。今後も今までの活動を、しっかりと継続していきたい」と話す。
横浜環境活動賞の表彰は1993年から行われ21回目。これまで233の団体・個人が表彰されている。
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