ボクシングのライトウェルター級で神奈川県を制し、インターハイ出場を決めた。「高校3年間の集大成。必ず上位に入りたい」と真っすぐ話す。
小学4年で始めたボクシング。毎日、放課後は大橋ボクシングジム(神奈川区)でトレーニングを積む。「課題は本番での対戦相手との距離の取り方。実践練習が中心」と話す。昨年出場したインターハイでは、この課題を解消しきれず2回戦で悔し涙をのんだ。「練習では成功する。技術面も大切だけど、気持ちを整えることが重要」。WBC世界フライ級王者で同ジムの先輩、八重樫東選手の著書はバイブルだ。”試合前は考えすぎてはいけない”――先輩の言葉を実践し、気持ちを整理しているという。
ボクシングで精神面を鍛えてきた。「辛い練習に耐えてきた分、学校生活や私生活で壁に当たっても乗り越えられるようになった」。そんなボクシングを今後も続けていきたい。「まずは強い大学に進学することが目標」と笑顔を見せた。8月2日(土)、地元、神奈川県で初戦を迎える。
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