金沢動物園アラビアオリックス 砂漠色の赤ちゃん公開 命名権争奪クイズも
金沢動物園で生まれたアラビアオリックスの赤ちゃん(雄)が、8月23日(土)から一般公開される。
6月12日に生まれた赤ちゃんは順調に成長し、現在は母親から離れて走り回る姿も見られる。アラビア半島などの乾燥地帯に生息するアラビアオリックス。赤ちゃんは敵から身を隠せるよう「砂漠色」の毛並を持つ。担当の森田菜摘さんは「だんだん白色に変化し、ツノも長くなる。成長の過程も見てほしい」と話す。
野生の個体は、1972年に生息地の開発や密猟で絶滅。現在、保護政策によって約1000頭が野生下に生息し、日本では同園と福岡市動物園(福岡県)で10頭が飼育されている。「絶滅も数が戻ったのも人間の影響。世界の動物園で取り組むべき種の保存について知ってもらえれば」と森田さんは話していた。
公開日当日午後1時30分からは同園わくわく広場で「命名権争奪クイズ」を開催する。愛称候補は「サリーム(平和)」「オマーン(長生き)」「カーン(王子)」の3つ。○×クイズで勝ち残った一人に命名権が与えられる。
問い合わせは同園【電話】045・783・9400へ。
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