金沢中学校ソフトボール部が、7月28日から30日に行われた神奈川県中学校ソフトボール大会女子の部で初優勝した。
茅ヶ崎市の西浜中学校および茅ヶ崎第一中学校で行われたこの大会には24校が出場。熱戦を繰り広げた。
「3回戦、準決勝と続けて1点差ゲーム。かなり気を張って試合をした」と話すのは、同部部長の古賀泉さん(3年)。緊張の試合運びの中でチーム全体を鼓舞したのは、投手の相川舞衣さん(3年)の存在だ。「インコースを責めるピッチングが強み。強気な姿勢がバッティングにもつながった」と古賀部長は話す。
決勝戦の相手は酒匂(さかわ)・白鷗(小田原市)合同チーム。ここでも1点差ゲームだった。「相手が良い投手で、ゲームが進むにつれて球に勢いが出てきた。立ち上がりでうまく捉えることができて良かった」と振り返る。初回に2点を奪取し、2回に1点を返されるものの「打たせたボールを捕る」堅い守りで逃げ切った。
同部の指導方針は「人間性の向上」。監督の大野真紀子教諭は「試合の肝心なところで人間性が出てくるもの。だからこそ普段の生活態度から指導している。その点でメンバーは頑張っています。本当に自慢したいチーム」とにっこり笑う。
8月8、9日に千葉県で行われた関東大会では、一回戦で黒星を喫した。相手は全国制覇の経歴もある日出中学校(東京都)。「3年生16人が全員出場し戦った。全力でやりきってくれました」と大野教諭は話した。
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