あす10月23日(金)から日産スタジアム(港北区)で開催されるジュニアオリンピック陸上競技大会に、金沢中学校2年の小川ひかりさんが出場する。種目は女子100mハードル。全国から標準記録(14秒80)をクリアするなどして出場資格を得た55人が参加し、頂点を目指す。
両親ともに元陸上部という陸上一家に育つ。「父がマラソンをするので、小さな頃から一緒に走っていました」。小学6年生の時、学校の代表として市大会の100m走に出場。短距離走の楽しさを知った。中学で陸上部を選んだのも、自然な流れだったという。
ハードルを始めたのは1年生の秋頃から。「最初は不安だったけど、フォームがよくなったりすると嬉しかった」。競技期間は短いもののタイムを伸ばし、今年8月には初の全国大会に出場。しかし、晴れの舞台で15秒06と振るわず、予選落ちしてしまう。「初めての全国大会で、緊張した。思い通りに走れなかった」と悔しそう。「来年こそ」と持ち前の負けん気で次レースに闘志を燃やす。
ジュニアオリンピックは夏の雪辱を果たす絶好の舞台だ。夏の全国大会で目の当たりにした他選手のフォームや技術、アップの方法などを参考に、練習に励む。各自でメニューを考える課題練習で必ず行うのが、仲間とのレース。「展開がイメージしやすい。大会を思い浮かべて走ります」。自信もつき調子も順調。「今シーズン最後の大会なので、必ずベストを尽くしていいレースをしたい」
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