ブータン王国のワンチュク国王から贈られた国樹・イトスギの植樹式が3月20日、長浜の野口記念公園で行われた。
このイトスギは昨年10月、ワンチュク国王から臨済宗相国寺派管長の有馬頼底さんに贈られたものだ。有馬さんは2011年11月、東日本大震災で被害を受けた福島を慰問するために来日した国王と会談。14年4月には「京都・ブータン王国交流協会」(左藤滋光代表理事)が発足した。イトスギには友好親善と交流発展、震災復興の祈りが込められている。
横浜市内で植樹先を探したのは、左藤代表理事と親交があった金沢茶道会の門間宗映会長。小幡正雄市会議員の尽力で、野口記念公園への植樹が決まった。
当日は左藤さんを始め神奈川県仏教会会長の和田大雅さん(龍華寺)ら約50人が参加。式に先立ち東日本大震災の被災者の冥福と復興を祈念して黙とうを捧げた。門間さんは発起人代表として「いろいろな場所を検討してきたが、皆さま方の尽力により、植樹式を迎えられた」と感謝を込め挨拶した。今後横浜市が記念植樹看板を立てる予定だという。
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