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「沿線の魅力、広く発信」 横浜シーサイドライン 藤田社長

社会

公開:2016年5月19日

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本社を背に立つ藤田社長
本社を背に立つ藤田社長

 2018年度の接続を目指す、シーサイドラインの京浜急行金沢八景駅への延伸計画。横浜シーサイドライン(藤田譲治社長)は今年度、本格的な工事に取りかかる。飛躍に向かう第一歩の年に、何を描くのか――。藤田社長に取材した。

◇  ◇

 ―まずは大切にしている基本理念を教えてください。

 「社業の発展と事業を通した社会貢献、社員の幸せの3つが大前提です。その上で事業運営の両輪となるのが、安全性の確保と営業展開だと考えます」

 ―開業27年で無事故なんですよね。

 「『安全の確保は輸送の生命である』との考えに基づきます。老朽化した車両の更新や設備投資、訓練の実施や安全確保のための体制整備など努力を続けてきました。しかし、継続させるには資金が要る。そのためにあるのが営業展開なのです」

 ―安全を保つには営業が必要不可欠なんですね。

 「金沢区の人口は減少傾向にあり、高齢化も進んでいるため乗客減少が見込まれます。一方で金沢八景駅の延伸や、南部市場跡の再整備計画は沿線外からの誘客につながるでしょう。こうした取り巻く環境を見ながら、乗客増加につながる戦略を練っています」

 ―具体的には?

 「まずは利便性の向上。ラッシュ時の増便など、柔軟なダイヤ編成で快適な移動に努めています。

 また、シーサイドラインフェスタの開催など新たなことに挑戦し、より多くの方々に親しんでもらえる存在を目指しています」

 ―今年のフェスタは1万人が訪れたそうですね。

 「おかげ様で5回目を迎えました。今後、注力したいのが沿線外からの誘客。イベント開催や、観光資源や飲食店など沿線の魅力発信に力をいれていきます。

 昨年からは沿線の居住人口を増やそうと、UR都市機構などと連携し住みやすさをPRしています」

 ―最後に地域に向け、一言をお願いします。

 「多くのお客様にご乗車いただき、昨年と比べ1日当たり約1200人の乗客増加となりました。サービス向上とより便利な交通機関を目指すので、引き続きご利用をお願いします」

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