8月6日(土)・7日(日)、東京ビッグサイト(東京都)で行われる鉄道模型コンテスト2016のモジュール部門に出場する。メンバーは中学生と高校生の計5人。アイデアを出し合い、多数決でアメリカの海辺の街を模型の情景に選んだ。
建物はすべて紙で表現すると決めた。制作にあたり、メンバーはペーパージオラマの研究会に参加。紙を使いながらも、着色の工夫や窓枠などの細部に厚みをもたせるなど、本物らしく仕上げる技術を学んできた。建物内には照明もつける予定だ。「いかに紙じゃないように見せるかを考えながら作りたい」と和田晃尚さん(中3)は話す。顧問の芹田祐一教諭は、「(研究会では)熱心に作っている姿みられた」と期待を寄せる。そのほか、街の雑踏や波の音、信号機の光、車の動きなどギミックを駆使して見て楽しい作品を目指す。
同校は8年連続して出場しているが、ここ数年は最上位の最優秀賞を逃している。「見る人を楽しませて、最優秀賞を狙う」と話すのは皆川智彦(中2)さん。153校の頂きを目指し、一心不乱に制作を進める。
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