洋光台を中心にボランティア活動を行う「しちふくろうの会」(五十嵐裕子代表)のメンバーらが5月19日、岩手県住田町の多田欣一町長と洋光台コミュニティスペース「結café」で交流を図った。
五十嵐さんは東日本大震災直後から被災地でボランティア活動を実施。住田町の関係者と知り合い、多田町長とも交流。林業の街として知られる住田町でチェーンソーアートによる復興支援を行う「SUMITA杣遊会(そまゆうかい)」が制作した木彫りのフクロウを横浜に持ち帰り、小学校や図書館に寄付する活動も行ってきた。五十嵐さんの活動に賛同した洋光台在住のメンバーらが「しちふくろうの会」を約3年に結成。今年2月にオープンした結caféでは、住田町の物産品を販売するなど支援に力を入れている。
こうした状況を受け、多田町長が「カフェを見学したい」と、洋光台での交流会が企画された。当日は、住田町のケーブルテレビも同行し、収録も行われた。
交流会では、住田町が普及に力を入れている、丸太を投げ当て楽しむスウェーデン生まれのウッディースポーツ「KUBB」(クッブ)が話題となった。五十嵐さんらが、住田町でプレーしたことから洋光台での普及にも力を入れていくことなどが話し合われた。
五十嵐さんは「被災地の方々は『震災を忘れないでほしい』と思っている。この願いを、支援を通して洋光台から発信していければ」と話した。多田町長は「洋光台のたくさんの方々に支えられていることを初めて訪れて実感することができた。これからも交流を深めていきたいと思った」と振り返った。
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