磯子区にある岡村小学校は10月下旬から、児童の登下校時間に流れるチャイムに同校卒業生で国民的アーティスト「ゆず」の楽曲を使用している。
6年2組の児童が総合学習で取り組んだもの。今年で創立55周年の学校と、卒業生で「ゆず」の北川悠仁さん、岩沢厚治さんがデビュー20周年を迎えた「特別な年」を一緒に祝い、郷土愛を育む狙いだ。
児童はまず、「ゆず」の楽曲から登校時や下校時に合うと感じた15曲を選んだ。その後はクラスで投票を行ったほか、斎藤有厚(ともあつ)校長をはじめ、教員らの意見を参考に2曲を決定。「いつもより素晴らしい朝だよ」という歌詞が朝にぴったりの楽曲「ひだまり」を登校時間に、過去に手を振って未来へ進もうというメッセージが込められた「Yesterday and Tomorrow」が下校時間に流れる。
児童は学習を通じてさまざまな”先輩”の曲を聞き、春夏秋冬それぞれの季節に合う曲や、岡村のまちの様子が歌詞に記される曲があることなどを知った。柏原育恵さんは「55周年と20周年を一緒に祝うことができた」と喜ぶ。森田峻輔くんは「先輩のすごさを知ることができた。伝えていけるようにしたい」と話した。
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