金沢区にある富岡小学校(菅沼伸一校長)の郷土資料室が、横浜市歴史博物館の学芸員らの協力でこのほど生まれ変わった。
同小学校の資料室は1992年に完成。2部屋を使い、地域の人々が提供してくれた生活用具や農具、漁具などが展示されていた。しかし、専門家の手は入っていなかったため、展示物は部屋中に雑然と置かれていたという。
資料室をよりよい学習の場にしようと昨年8月から、再整備に着手。歴史博物館の学芸員が展示物ひとつひとつを分類し、それに沿って展示をした。「『道具をどう使うかより、当時の生活が想像できるように』とアドバイスを学芸員の方からいただいた」と江目(ごうのめ)親利副校長。今後はより一層の活用を図るとともに、一般開放も視野にルール作りなどを検討していくという。
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