金沢区・磯子区版 掲載号:2018年2月15日号
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金子さんの草花の不思議発見第9回 リンゴとミカン 果物の頭はどこ? 文・日本自然保護協会自然観察指導員 金子昇(金沢区富岡西在住)

リンゴとミカンの柄を上にした場合(写真右)=と下にした場合(同左)
リンゴとミカンの柄を上にした場合(写真右)=と下にした場合(同左)

 皆さんが普段食べている「リンゴ」や「ミカン」等の果物に、上(頭)下(尻)があるのをご存知でしょうか。テーブルの上に置くとき、普通は右上の写真のように柄がある方を上に置きます。座りの良い(安定性)置き方も重要ですが、果物の上下はどのようにして判断するか果実のつくりから説明していきます。

 一般に果実は、子房やその周辺の部分が、膨れて果実になるわけですから、柄がある側と反対側に花を咲かせることになります。普通花が咲く方向が上側(頭)、枝につく柄が下側(尻)となります。リンゴの花は、上から雌蕊雄蕊を含めた花弁、萼片、果実、柄の順に枝につきます。リンゴの尻部分(写真左上)を見ると、ギザギザしたものがありますが、これは萼片の痕跡です。ミカンの花は、上から雌蕊雄蕊を含めた花弁、果実、萼片、柄の順に枝につきます(左下ユズの写真参照)。ミカンの柄の部分には、5枚の緑色をした萼片が残っています。

 普段私たちはリンゴやミカンを、尻の部分を上に向けていることになります。他の果物の場合はどうなっているか、調べてください。
 

上から花・ユズ・萼・柄
上から花・ユズ・萼・柄

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