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金沢区制70周年記念連載 「地元の歴史 振り返る」第22回 金沢地先埋立 文/NPO法人横濱金澤シティガイド協会本コラムでは2018年5月に金沢区が区制70周年を迎えるにあたり、シティガイド協会の協力を得て、地元の歴史を振り返る

公開:2018年3月1日

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金沢緑地をはさみ、海側に工業用地、陸側に住宅団地が広がる
金沢緑地をはさみ、海側に工業用地、陸側に住宅団地が広がる

 シーサイドライン金沢八景駅から新杉田駅に向かうと八景島駅を過ぎた頃から、産業団地や住宅団地が広がる。この広大な土地が金沢地先埋立地だ。金沢地先埋立は、昭和40年(1965)に市長が提案した横浜市六大事業の中核をなすもので、昭和46年に起工し昭和63年に660haの埋立をして完工した。埋立の目的は、都心部再開発と市街地再開発のための工場移転代替地の確保が主だったが、住宅用地や横浜市最後の自然海岸の埋立となることから公共用地の確保が加わっていった。

 埋立地のレイアウトは、東側(海側)に工業用地、西側に住宅団地が配されている。そのほぼ中央を南北に職住を分離する金沢緑地(グリーンベルト)、国道三五七号線、首都高速湾岸線及び金沢シーサイドラインが通っている。この埋立地には、三菱重工業の工場などが移転してきたほか中央水産研究所等の公的研究施設、南部汚泥資源化センター、ゴミ焼却場等の大規模処理場が建設された。住宅用地には質の高い約1万戸の住宅が建設され、市民生活充実のため海の公園、八景島、長浜公園等多くの公園、緑地が整備された。

 しかし埋立てから30数年が経過し、従業員の就業環境の充実・企業間連携の仕組みづくりなど検討課題は多い。
 

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