かつては「男性の日曜大工」のイメージが強かったDIY。しかし近年は、好みの家具などを手作りする女性が増加しているという。磯子区田中にあるNPO法人こどもりクラブで毎月第2木曜日と日曜日に行われている”DIY女子会”なるものを取材した。
のこぎりやトンカチを片手に、それぞれの作品作りに没頭する参加者たち。自身で書いた図面をもとに、一級建築士や大工のアドバイスなどを聞きながら、形にしていく。「プロが教えてくれるので、大きい作品もできちゃうんです」と笑うのは、2013年から同クラブに通う守屋栄子さん(59)。これまでイスや棚、パソコン台、パーテーションなど様々なものを作ってきた。「既製品はサイズが合わないことも多い。自分で作るとピタッとしたサイズにできるし、愛着も沸く」とDIYの良さを話す。
道具などを揃えなくてもできる手軽さも、同クラブの人気の理由のひとつ。金子紀和理事長は「道具や場所がなくて、やってみたくても始められない人もいる。多くの人に木のぬくもりを知っていただければ」と話す。
「まちの中の森づくり活動」を掲げ、木を使ったイベントを随時開催している同クラブ。DIY女子会は12年から続けている。最初の3作品までは決まっており、4作品目からはオリジナル作品に着手できる。「何か作りたい」と思っている人は一度のぞいてみては。
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