現在放映中のNHK連続ドラマ小説「半分、青い。」に出てくる「うさぎ屋」の「黒糖まんじゅう」。実はこれ、磯子風月堂(磯子)の同名の商品が使われている。
「ネットで見つけたので」とNHKの美術スタッフから電話がかかってきたのは昨年12月頃。サンプルを送ると、「まさにこのイメージ」と採用が決まったという。
「黒糖まんじゅうは日本全国にあるし特別な商品ではない。なぜウチが?という感じでした」と同店の石原真佐美さん。だがドラマを見て、納得した。通常、ネット販売するような店は機械化されており、まんじゅうの表面はつるつるで均等の形。「ウチは1つ1つを手包みしているので、表面に凹凸がある。昔ながらの表情が、作品の世界観にあったのでは」と分析する。
ドラマでは仏壇に供えてあるまんじゅうを、中村雅俊さん演じる仙吉が食べるシーンなどで登場した。「おまんじゅう一つにこのこだわり。すごく作り込んだ世界なのだと感心しました」
本来ならお月見シーズンの商品だが、問い合わせが増加したため、時期を前倒しし8月から販売している。1個170円。
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