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女性が働きやすい環境整備を 磯子区・大明交通 無料保育園を新設
少子高齢化により、どの企業も今後ますます人材の確保が難しくなる時代。磯子区や港南区などのタクシー会社4社で構成する「昭栄旅客自動車組合」(横浜無線グループ/小椋健生代表)は女性が働きやすい環境整備に力を入れている。小椋代表が社長を兼任する磯子区磯子にある大明交通は2017年から企業主導型保育園「オリーブ保育園」を開設。今年4月からは定員70人の規模を拡大した「オリーブ保育園磯子」を新設した。従業員は保育料が何人でも無料で、女性ドライバーを積極的に採用している。
手ブラde保育
保育園は「手ぶらde保育」をコンセプトにおむつや給食などを支給。園内で洗濯、乾燥も行い、生後6カ月から小学校入学前まで子どもを受け入れている。保育時間は午前8時から午後6時。「働きたいけど預けるところがないとのお母さんの声を聞いた。安心して預けられる環境を整えることで、女性にも安心して働ける企業を目指した」と小椋社長は話す。
定員の半数となる35人は地域一般枠として活用する。小椋社長は「地域枠で利用した母親がタクシードライバーに興味を持ってもらえればうれしい」と雇用増に期待を寄せる。
独自の需要予測システム
同社では、AI(人工知能)を活用した独自の需要予測システム「ベスト・ワン・ウェイ」を導入している。このシステムでは、ナビが乗客がいることを予想して指示するため、ドライバーはナビ通りに運転するのみ。「タクシードライバーの経験がなくても安心して働いて頂けるシステム」と小椋社長は説明する。
「イメージを変えたい」
「タクシー会社は男性が働く職場というイメージを変えたい」と小椋社長。同社では、タクシー業界特有の歩合ありきの待遇面からの脱却を図っている。日勤で時給1000円を完全保証し賞与も年3回支給。二種免許取得費用は会社負担で教習中、教育中も給料を全額支給する。「仕事は本来”楽しむ”もの。楽しさ、やりがいを感じながら一緒に働いていきましょう」と小椋社長は話した。
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