戻る

金沢区・磯子区 ピックアップ(PR)

公開日:2019.06.20

中医学で健康な毎日を
ストレスはなぜ帯状疱疹を招く?

 前回、帯状疱疹の原因は加齢や疲労、ストレスなどで、免疫力が低下し、ウイルスが活動すると発症すると説明しました。しかし、漢方相談で来局される方の中には、ストレスを自覚していない方が多いのも事実です。



 ストレスは対人関係などの心理・社会的なものだけでなく、例えば電車が不通になり振替輸送の長蛇の列に並ぶ。出産で里帰りした娘と孫の世話をする。冠婚葬祭。などの”非日常生活”や”我慢すること””頑張ること”は全て身体にとってストレスになります。



 中医学で、ストレスは「気滞」(気の滞り)と考えます。「気」は体の活動エネルギーです。気の巡りを調節するのが「肝」、気が滞ると様々な代謝に影響を及ぼします。



 実は帯状疱疹の好発部位は肝の経絡(気血の流れ道)と関係しています。



 気滞によって胃腸機能が低下すると、栄養を吸収できなくなり免疫力も低下し、湿熱の邪(ウイルス)が肝の経絡上に皮膚炎を発症します。早めに板藍根や瀉火利湿顆粒などの清熱解毒薬で対応します。また、気滞による血行不良で瘀血が停滞すると、ピリピリと刺すような神経痛を招くので、活血通絡薬も必要です。



気滞の解消には、逍遥丸や胃腸薬の開気丸などの疎肝理気薬が予防的にも有効です。お試しを!

 

開気堂薬局

横浜市金沢区谷津町363-1

TEL:045-790-5691

http://www.kaikido.jp/

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    金沢区・磯子区 ピックアップ(PR)の新着記事

    金沢区・磯子区 ピックアップ(PR)の記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS