神奈川区や中区などで活動するNPO法人フードバンク横浜の新たな拠点が9月28日、金沢区鳥浜町に誕生した。場所を提供したのは、リサイクル事業を展開する武松商事。同社は今年5月に開設した不用品・粗大ごみの回収を行う「エコクルファクトリー」(鳥浜町16の5)の一角約100平方メートルを食品倉庫として無償で提供している。
「今年2月ごろ、フードバンク横浜のホームページを見た社長が、何か支援できないかと考え始めたのがきっかけ」と話すのは開発事業部の増木延幸さん。お互いができることを出し合い協働プランが動き始めた。
オープニングとなった28日は、フードドライブで一般にも開放。同団体の設立当初からのコンセプトである「ひとり親支援」として、来場者に1週間分の食料をセットにして渡した。同団体の加藤安昭理事長は、「支援を受ける方々にも自分の足で立って生活できるような支援をしていきたい」と話す。他企業から「何かしたい」という問い合わせが少なくないとも。「企業と組んだ取り組みを広げ、”横浜モデル”を作りたい」と意気込む。
次回は26日
フードドライブは毎月第4土曜日を予定する。10月は26日で午前11時から午後3時30分。不要な食品を持ってきた先着20人には横浜FCのオリジナルミニTシャツをプレゼントする。また併設のアップサイクルの工房では、不用品からハロウィーングッズを作るワークショップも行われる。
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