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金子さんの草花の不思議発見!第38回ネギ 葉の表と裏の区別は? 文・日本自然保護協会自然観察指導員 金子昇

掲載号:2020年1月23日号

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ネギの葉の全形(写真上)と断面図(同下)
ネギの葉の全形(写真上)と断面図(同下)

 寒い冬の夜はすき焼きが好まれますが、その中に入れる「ネギ」の話。畑で見る筒状(棒状)のネギの葉はどこが表で、どこが裏でしょうか。

 答えは丸い筒状の面は全て裏面であり、表面は見えません。分かりやすく説明しますと、私たちが普通に見ている平面状の1枚の葉、表面を内側にして丸く筒状に巻いていきます。外から見える部分は全て裏面のみになり、表面だった部分は全て内側に隠れてしまいます。ネギの葉はまさにこの状態と同じで表面は内側に入り、裏面のみが外に見えてきます。顕微鏡で観察できる葉のつくりからも区別されます。試みに1枚の筒状(棒状)の葉の付け根をゆっくり外側に剥がしていくと、表の部分がわずかに見ることができます。ネギの筒状の葉を押しつぶした状態になると、シャガ(写真右)やアヤメの葉のようになります。

 ネギは中央アジアから中国西部にかけてが原産地で、古くから食用としてきました。名の由来は、白い部分(茎の下部)を根に見立てて、「根岐」(ねぎ)と表しました。この根に見立てた白い部分を食用とするので「根葱」(ねぎ)と呼ぶようになりました。
 

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