横浜高校(金沢区)将棋部2年の横田一馬さんと南雲忍さんが2月6日(木)から8日(土)に福島県で行われる「全国高等学校文化連盟将棋新人大会」に出場する。県高校総合文化祭の将棋大会で、横田さんは全体で3位、新人で1位に、南雲さんは全体で5位、新人で3位という成績を残し、全国新人大会へ出場する。
綿密な計画を立て、対局を進めるタイプの横田さん。中盤までに持ち時間を使いきり、終盤には秒読みと呼ばれる30秒未満で1手指す展開になることも多い。時間的に追い込まれた状態でも「客観的に状況を判断し、丁寧に指すことができるのが強み」と話す。「着実に強くなってきている。勝ち方も、時間の使い方も上手くなり安定してきた」と顧問の宮田潔教諭。全国では「得意な展開に持ち込んで予選通過を目指したい」と意気込む。
南雲さんは昨年7月に行われた「全国高校将棋選手権大会」にも県代表として出場。「予選通過できず、とても悔しかった」と振り返る。しかし、昨年9月の一般大会では元学生準名人を破る快挙も。強みは終盤、厳しい局面に追い込まれても粘りを見せ、勝ち切るキレ味の鋭さだ。宮田教諭は「型にはまらない独特な将棋。諦めず、勝ちにこだわる姿勢が結果に繋がっている」と話す。南雲さんは「夏より強くなった自信がある。ベスト8に入って賞状を持ち帰りたい」と意気込みを見せた。
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