(PR)
中医学で健康な毎日を Withコロナ時代こそ未病先防!
宣言が解除されても新型コロナウイルスが消滅した訳でもなく、各人には変わらず予防の意識が求められますが、夏に向かう現在、マスクの着用は熱中症の危険と隣り合わせで八方塞がりです。
こんな時も中医学の扶正袪邪(ふせいきょじゃ)の考え方で、引き続き感染予防と重症化予防に役立てて下さい。
扶正(免疫力を高めて予防する)のための漢方薬として玉屏風散(ぎょくへいふうさん)などを紹介して来ましたが、熱中症も心配な夏場は生脈散(しょうみゃくさん)で元気と潤いを補うのも効果的です。
また前回、袪邪する方法論で「傷寒病(しょうかんびょう)」と「温病(うんびょう)」を説明しましたが、蒸し暑くなる夏は、傷寒病は少なく、温病として対応するのが有効です。
実際に武漢の病院で重症患者の治療をサポートした中医師は「今回のコロナの中医学的特徴は【湿毒疫(しつどくえき)】と考える」と報告しています。熱毒性の強いウイルス性疾患は、発熱してのどが腫れて痛むといった風熱型の症状が特徴ですが、湿度も上がるこの時季は、湿邪(しつじゃ)の対策も重要です。
湿邪に対する処方はカッ香正気散(かっこうしょうきさん)が有名で、舌苔が厚く味覚がおかしい、頭や体が重だるい、むかつき食欲低下など夏風邪の症状に有効で、銀翹散(ぎんぎょうさん)と合わせて初期症状から使います。
|
<PR>
|
中医学で考える春の「気象病」4月18日 |
|
|
|
|