金沢区は6月9日、「区づくり推進横浜市会議員会議」をWeb会議アプリを利用し、試行的にオンラインで開催した。この会議は議会基本条例にもとづき年3回、各区で行われている。市会議員と区役所が個性ある区づくり推進費や区の主要事業などについて協議する。議員会議をオンラインで行うのは、初。Web会議は金沢区のほか、青葉区、戸塚区でも試験的に行われた。
当日は、金沢区選出の市会議員5人と永井京子区長ら区役所職員計11人が出席。区役所職員が主要事業の進捗状況を説明した上で、意見交換が行われた。
議長を務めた小幡正雄市議は、「議題に沿ったスムーズな質疑応答が行われた」と全体を総括した一方で、「可能であるなら、職員全員と相互に顔が見える会議室で行うことが望ましい」とも話した。金沢区総務課の冨士田美枝子課長は「Web会議は業務の効率化や開催場所に行くのが困難な場合に有益と感じた。内容によっては集まることが必要な会議もあるので、使い分けをしてより効率的に活用したい」とした。
コロナ禍で急速に普及し、今や当たり前となったWeb会議。全国の地方議会でも、活用され始めている。接触をさける感染症対策だけでなく、災害時など集まることが困難な状況での活用にも期待がかかる。
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