磯子警察署(木村和裕署長)は6月17日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、横浜銀行磯子支店の安楽和江さん(57)とドコモショップらびすた新杉田店の野城みゆきさん(41)に感謝状を贈った。
磯子署によると5月14日、区内在住の80代女性が横浜銀行磯子支店を訪れ、対応にあたった安楽さんに「孫がお金をなくして困っているので工面したい。磯子支店で待ち合わせている」と伝えた。安楽さんはすぐに詐欺を疑い、孫を騙る男に連絡を入れ、話の内容からさらに不審に思い、女性の長女に連絡を取り詐欺が発覚した。磯子支店では、定額給付金が支給されるこの時期は詐欺が増えることが予想されるため、抑止への強化をしていたという。安楽さんは「未然に防ぐことができよかった」と話した。
5月19日には別の80代女性が、利用料金の確認が取れないメールを受信したことを相談するためドコモショップらびすた新杉田店を訪れた。野城さんと女性が話している時に犯人から電話が入り、野城さんが対応。電話の内容から架空請求詐欺と判明した。
女性はすでに現金を下ろしており、振り込む直前にドコモショップを訪れた。野城さんは「架空請求メールへの相談は多い。通常は無視するようお伝えするが、今回はすでに現金を下ろしている状況だった。お客様が詐欺の被害に遭わずよかった」と話した。
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