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金沢病院 富田理事長が新院長に 求心力とスピード感で時代のニーズに対応
医療法人社団景翠会金沢病院(金沢区泥亀)の第3代目病院長(管理者)に、創立者 富田裕氏の長男である富田春郎氏が就任した。同法人の理事長と兼任し、法人全体をけん引する。
同法人と同規模の場合、医療法人の経営者である理事長と病院長は業務量を鑑みて分担するケースが多い。富田院長は、「時代に逆行しているかもしれないが、地域密着型病院として、自分が兼務するのがベストと判断した」と話す。理由としてあげるのが「意思決定や実行のスピード感アップ」と「求心力の向上」だ。
金沢病院は1968年に設立。時代の医療や福祉、介護のニーズに対応しつつ、変化を続けてきた。そんな中、富田院長が常々感じていたのが、組織の複雑化による「職員同士のつながりの希薄化」だ。富田院長はまず、命令系統を整理するため組織図を再編。「グループを一体として見つつ、地域密着型病院として育てていきたい」と意気込む。
なお、高山前院長は名誉院長となり、これまで以上に診療に専念する。
新型コロナ対策
金沢病院は感染制御室を設置し、この規模の病院としては珍しく感染管理認定看護師が常駐している。新型コロナウイルスが流行する前から在籍していたが、「今回の感染症対策にあたり、能力を最大限に発揮してくれた。おかげで病院とグループ施設の対策を迅速に立案、実行できた」と胸を張る。
病院では3月から入口での検温を徹底。5月の連休明けには入口横に隔離ブースを設置し、熱がある患者の動線を確保した。さらに電話での診療にも対応している。
目指すのは、関係医療機関と一体となった「地域の人たちが安心して暮らせる地域づくり」だ。「各医療機関で役割分担をしっかりすれば、より良い地域医療を実現できる」と前を向く。
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