金沢区鳥浜町にあるガレージ倉庫を活用し、新たなライフスタイルを提案する未来拠点を目指す「Mobi Lab.」(モビラボ)が始動した。現在、「旅・仕事・暮らし」を共創する企業・個人を募集している。
プロデュースするのは、荷台スペースが広いバンを家やオフィスのように作り変え、車を仕事や暮らしの拠点とする「バンライフ」をテーマに事業展開するCarstay。車を通じた旅や暮らしで”人生を豊かにすること”を目指している。
募集領域はモビリティだけでなく、モバイル5G、IoT、ロボット、ものづくり、アウトドア、飲食・イベントなどで、モビラボのコンセプトに共感しイノベーションを起こしたい企業や個人。2階建て約500坪の広大な倉庫を使い、「こんなことをしてみたい」という事業アイデアも募る。10月末まで入居企業を募集し、来年2月の施設オープンを目指す。同社も本社を新宿からモビラボに移転する予定だ。宮下晃樹代表取締役は、「あそこに行けば何か生まれる、という共創の場になれば。20社は集めたい」と話す。
モビラボの運営は倉庫を所有するヨコハマ機工と共同で実施する。吉岡璋代表取締役は「地域への恩返しと、若者に活用して欲しいという思いで協力した。白い画用紙を置いたら、勝手に絵が描かれていった」と笑う。宮下代表も「絵には、120%自分たちのやりたい事を詰め込んだ」と意欲をみせる。AozoraFactory(本多竜太代表理事)は地域パートナーとして、参加企業と地域企業の連携や販路拡大を支援する。
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