2020年度金沢区区民栄誉賞受賞者がこのたび決定。山桜賞(団体)は横浜市立大学応援団チアリーダー部のSEAGULLS(以下シーガルズ)に、牡丹賞(個人)は釜利谷小の田中愛莉さん(5年)に贈られた。
例年、金沢区の賀詞交歓会で表彰される区民栄誉賞は、全国的な活躍で区民に夢と希望と感動を与えた個人や団体を表彰するもの。今年は賀詞交歓会が行われなかったため、表彰状の授与は個別に行われる。
自信につながる
シーガルズは昨年2月に米国で行われた国際大会「USA Collegiate Championships2020」に初めて出場し、4年制大学生の部門で準優勝した。菅野紗也前主将(4年)は「信じられないくらい嬉しかった。すべての苦労が報われた瞬間」と今も鮮明に残る当時の記憶を話す。横矢東風音(あゆね)主将は(3年)は受賞について「周りの人に応援していただき注目されている実感を改めて抱いた。自信につながる」と笑顔を見せた。
現在は、昨年は中止となった3月に開催される全国大会USA Nationalsの優勝を目指し、オンラインでの練習を重ねる。
周囲の指導に感謝
田中愛莉さんは昨年2月の「第24回全国少年少女選抜レスリング選手権大会」4年女子33kg級で日本一に輝いた。愛莉さんは逗子キッズレスリングクラブに所属。「大きな賞をいただきとても嬉しい。クラブの指導や家でコーチをしてくれる父に感謝している」と受賞の喜びを話した。
次に見据える目標は4月のクイーンズカップや全国大会だ。クラブでの練習ができない時は、自宅に体操用のマットを3面敷いて、クラブのコーチも務める父・良知さん(41)の指導のもと弟2人と週4回、練習に励む。小学校時代の集大成となる大会に「優勝したい」と意欲を見せた。
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