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公開日:2026.02.19
環境事業推進委員
汐見台中生徒が講師に
磯子区の全体研修で登壇
横浜市内での環境全般の事業の推進役を担う環境事業推進委員。磯子区の推進委員向けの全体研修会が、2月14日に磯子公会堂で開かれた。講師を務めたのは、汐見台中学校の2年生。研修には専門家を招くことが多い中、総合的な学習で学んできたリサイクルやごみの分別、海洋プラスチック、食品ロスについて、地域で活動する推進委員らに発表した。
環境事業推進委員は、自治会町内会ごとに推薦して市長から委嘱される委員。任期は2年間。各地域でごみの分別やマナー啓発、地域清掃や美化キャンペーンなどを進めるにあたり、ボランティアリーダー的な役割を担う。
市内各区で活動が展開され、現在は磯子区で116人、金沢区で189人が委嘱されている。各地域での活動のほか、活動に生かすための知識や技術などを学ぶ目的で、講師を招いた全体研修会を毎年実施しているが、中学生が講師を務める例は珍しいという。
同校では、持続可能なまちづくりをテーマに3年間かけて総合的な学習を実施。今年度から2年生はSDGsの中でも環境をテーマに学習し、その一環で資源循環局磯子事務所の出前授業を受けた。
この出前授業をきっかけに、同事務所が生徒たちの発表の場を兼ねて講師を務めてもらうことを提案。同事務所担当者は「子どもたちの学びを学校内に留めず、地域にも広げたいと思った。大人としては当たり前の内容かもしれないが、基本を再確認する機会になれば」と狙いを明かす。
4グループが発表
2年生全体で7コースに分かれて学習に取り組み、研修ではそのうち4つのグループが登壇。付加価値をつけて再生するアップサイクルや価値は下がっても新たな使い道を作るダウンサイクル、ごみの分別意識を高めるための啓発、海洋プラスチックが魚に与える影響、食品ロスをなくしていくための取り組みについて発表した。生徒の一人は「海洋プラスチックなどを減らすには、一人一人の意識が大切。マイバッグやマイボトルを使うなど、プラごみを減らす意識を持ってほしい」と語った。
発表を聞いた磯子区環境事業推進委員連絡協議会の川原武人会長は「こうして子どもたちの話を聞く機会が定期的にあったらいい。他の中学生や小学生など、世代を超えて環境を考えるきっかけになれば」と話した。
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