7月から8月にかけて各地で行われる全国大会。このコーナーでは、金沢区と磯子区から全国の舞台に挑戦する高校生と中学生を紹介する。
男子ハンマー投兼平涼一選手金沢総合高3年
神奈川県予選で優勝、南関東大会で準優勝し、インターハイへの切符を手にした。しかし、記録は54m95と55m94で、地区大会で出したベストの57mに及ばなかった。
「ターンと脱力がうまくできなかった。あと加速も…」と反省点を口にする。かみ合わない違和感を抱えながらも、練習を重ねる。三橋幸一コーチは「タイミングやコツを掴めれば、いきなり記録が伸びる競技。ここを乗り越えられれば」と期待を込める。大会の目標は60m超えの自己ベスト更新。「ベスト8を狙いたい」と力強く話した。
男子三段跳山下遥平選手男子やり投梅澤祥吾選手市立金沢高3年
市立金沢高校陸上部からは、2人が初のインターハイ出場を決めた。
南関東大会は幅跳と三段跳で出場した山下選手。初日の幅跳の失敗で逆に「緊張してもしょうがない」と開き直り、三段跳1本目でベストの14m69を跳んだ。現在の課題は助走と跳躍時のスピード。「技術を細かいところまで突き詰めて、1年の時から大きな目標としていた15mを超えたい」と話した。
やり投は高校から始めたという梅澤選手は、1年前は関東大会出場を目標にするレベル。しかしここ半年で一気に記録を伸ばした。「2年の冬から練習動画を撮り始めた。悪いところをその日に直すようにしている」と飛躍の要因を話す。その成果か、最近は大会ごとにベストを更新しているという。今の調子で記録を伸ばし、「決勝に進んで、表彰台にのぼりたい」と意気込む。
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