金沢区・磯子区 社会
公開日:2022.01.06
金沢区内郵便局長
年金委員に就任
制度周知・啓発で協力
金沢区の郵便局長17人が年金制度について普及・啓発を図る目的で活動する「地域型年金委員」に就任し、12月16日に委嘱状授与式が行われた。日本年金機構横浜南年金事務所(南区宿町)の十川友子所長から各局長へ委嘱状が手渡された。
十川所長は「地域の皆さんと密接な関係にある郵便局長さんにご協力いただき、とても心強い」と期待を寄せる。横浜釜利谷郵便局の平野実局長は「郵便局には、日頃から年金の請求方法や支払いに関する相談が少なくない。今まで以上に地域の方の良き相談員として年金制度の普及・啓発に努めていきたい」とコメントした。
年金委員は、厚生労働大臣から委嘱を受けて、年金に関する国や日本年金機構のサポーターとして、公共サービスの一翼を担う。研修などを経て、厚生年金保険や国民年金の適用や保険料に関する啓発、相談、助言などを行っていく。今回、郵便局長が委嘱された「地域型」と厚生年金保険が適用される事業所で活動する「職域型」の2つの区分がある。
同事務所によると昨年11月末時点で、県内で279人、横浜南年金事務所で62人の委嘱を受け付けた。1月には磯子区管内の各郵便局長の委嘱も行われる予定だ。
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