健康と幸せ運ぶアーユルヴェーダ 文・寺島まき(アーユルヴェーダ・ライフスタイル・カウンセラー)2月 満足感を得るためには「黙食」を
アーユルヴェーダでは、食事の目的は満足感を得ることと考えています。好きなものを好きな場所で食べることは満足感を高めますが、それよりも簡単な方法は「黙食」です。しゃべったり笑いながら食べた食事は、慌てて食べた時と同じように食事の味や質がよくわからなくなり、必要のないものまで食べてしまったり消化の妨げになります。
日本でも以前は、食事の時にはしゃべらないようにと教えられていました。しかしいつの間にか、食事がビジネスや社交の場となり、食べること以外の目的が強くなっているのかもしれません。アーユルヴェーダでは、食べるときの精神状態と消化の関係を説いています。仕事のプレッシャーや他のことを考えている状態では、いくら栄養がある美味しいはずの食事もまったく消化ができないため、栄養を得ることができません。またテレビやスマホを見たりしながらの「ながら食べ」も同じように消化不良を起こします。
食事に感謝の気持ちを持って、味や食感、香り、そして見た目や調理中の音などを五感で楽しむこと、それが満足感を得られる食べ方です。もちろん、家族や友達と一緒に会話を楽しむことは消化機能を高める意味でもとても良いことなので、会話は食事の前後にして、食べる間は「黙食」を実践してみてください。
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