金沢区・磯子区 スポーツ
公開日:2022.09.08
大道中男子バスケ部
チーム一丸で全国16強
25年ぶりに出場
金沢区の大道中学校男子バスケットボール部がこのほど、25年ぶりに全国大会に出場。ベスト16の結果を残した。
「けがや体調不良で、ブロック大会から全員そろって試合に出ることが少なかった」。部長の佐藤凪さん(3年)は、全国16強までの道のりをそう振り返る。
今年は春の横浜市南部ブロック大会から市大会、神奈川県大会をそれぞれ2位で上部大会へ進み、8月頭に関東大会に出場。関東では通常15人の登録メンバーが揃わず、10人での戦いを強いられた。それでも「きつい中でも、チーム一丸となって頑張れた」と佐藤さん。東京都予選1位の大森第八中を破ってベスト4入りし、北海道での全国大会へ駒を進めた。
全国には各地方大会を勝ち抜いた24チームが参加。同校は3チームごとの予選リーグで1勝1敗の2位となり、決勝トーナメントへ進んだ。トーナメントでは秋田代表の八竜中に3点差で敗れたが、25年ぶりの出場で16強入り。関東大会を欠場した松本千寛さん(3年)は「皆が団結して勝ち抜き、全国に出るチャンスをくれた。チームメイトに感謝している」と話した。
来年はさらに上へ
過去には全国大会3位の実績があり、日本人初のNBAプレーヤーとしても知られるプロバスケットボール選手・田臥勇太選手の母校でもある同校。今年は部員24人のうち2年生が半数を占め、2年生で全国を経験したメンバーも新チームに残る。八竜中戦にも出場した横山太一さん(2年)は「来年は今年の結果を超えるように頑張りたい」と意気込んだ。
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