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公開日:2023.01.26

中医学で健康な毎日を
「気虚」の不調は 「気」の充実から

 1月20日の大寒を過ぎ1年で最も寒いといわれる季節となりました。人体は寒くなると身体を温めようとして、元気エネルギーである「き(気)」を消耗します。

 気とは「気が合う」「気が散る」など、日本語では感情と結びつくことが多いですが、中医学で言う気は人体を構成し、生命を維持するための基本物質の一つで、気が不足したり気が滞ると臓腑の生理機能が失調します。眼には見えず、測定もできません。

 気が足りない状態を「ききょ(気虚)」と言います。気は加齢や慢性疾患、過労などでも不足します。気の不足は病院の検査では分かりませんが、「顔色が優れない」「疲れやすい」「寒がる・冷える」「食欲がない」「息切れ」などの”気虚サイン”があるので、見逃さないようにしましょう。不足したまま放置すると、より深刻で様々な不調につながります。元旦号でご紹介した起立性調節障害も気虚が関係しています。

 気を充実させるためには、エネルギーを飲食物からしっかり取り入れる働きの胃腸の調子を整えることが大切。冷たい飲食や生ものを控えて腸の吸収力を高め、「ひ(脾)」の運化を助けるほきけんぴやく(補気健脾薬)で胃腸を元気にすることから始めましょう。検査しても異常が出ない不調は、ご相談下さい。

開気堂薬局

横浜市金沢区谷津町363-1

TEL:045-790-5691

http://www.kaikido.jp/

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